Vercel
フロントエンドと Next.js のデプロイがいちばんスムーズなプラットフォーム。プッシュすれば公開、体験を重視するチームに最適です。
ひとことで言うと
Vercel はフロントエンドと Next.js のデプロイ体験がいちばんスムーズなプラットフォーム。一度プッシュすれば、コードがそのまま公開されます。
かんたんに言うと
Vercel は Next.js を生み出した会社で、「フロントエンドをデプロイする」ことを極限までスムーズにしました。コードをプッシュすれば、自動でビルドして世界中に公開してくれ、しかもバージョンごとにプレビュー URL まで用意してくれるので、チームでレビューできます。
得意分野はフロントエンドとフルスタックのフレームワークです。画面を中心にしたプロジェクトで素早くイテレーションしたいなら、Vercel の体験はとても気持ちいい。ただしトラフィックが増えると、費用は Cloudflare より目に見えて上がります。プラットフォームを選ぶときに、あらかじめ計算しておきたいポイントです。
アーキテクチャ
動作の流れ
請求にびっくりするとき
個人サイトやポートフォリオなら、hobby プランは本当に気前がよく、ほとんどの人は 1 円も払いません。意外は後からやってきます——商用トラフィックが入ってきたときです。帯域(訪問者に送るデータ量)と serverless の使用量(バックエンド関数がする仕事)はどちらも従量課金で、人気が出たプロダクトでは、最初の静かな月から想像するよりずっと速いペースで増えていきます。対策は Vercel を避けることではなく、受け手が増えるにつれて使用量ダッシュボードをちらっと見ることです。最初の大きな請求書に気づかされる、という事態を防げます。
まとめ
- Vercel = フロントエンド / Next.js デプロイ体験の基準。
- プッシュすれば公開、プレビューデプロイで協業がはかどる。
- 大量トラフィックではコストを事前に見積もり、バックエンドは別サービスが必要になることが多い。
身近なたとえ
ワンクリックのウェブ印刷所のようなもの。原稿を入稿(コードをプッシュ)すれば、自動で組版・印刷し、世界中に配本してくれます。
長所
- デプロイ体験が抜群——プッシュすれば自動で公開
- Next.js のサポートがいちばん充実している
- プレビューデプロイでチームのレビューがしやすい
短所
- トラフィックが増えると費用の上がり方が速め
- バックエンド機能とデータベースは別のサービスが必要
向いている場面
- Next.js / フロントエンド中心のプロジェクト
- 開発者体験と素早いイテレーションを重視するチーム
向かない場面
- 大量トラフィック下でコストを厳しく抑えたいサービス
初心者スコアカード
- 初心者おすすめ度
- 5/5
- 学習コスト(高いほどコスト大)
- 2/5
- 市場ニーズ
- 4/5
- AI生成のしやすさ
- 5/5
よくある質問
VercelとCloudflare、どちらを選ぶべき?
Next.jsを最小設定ですぐ動かすならVercel。$0スタートでDB/ストレージ/エッジ処理を統合しつつコストを抑えるならCloudflareです。
VercelはNext.jsしか動かせない?
いいえ。ただし自社製のNext.jsとの統合が最も深く体験も最良です。他のフレームワークも動きますが、一部の最適化はNext専用です。
Vercelは使ううちに高くなりませんか?
あります。無料枠は個人向きですが、トラフィックや関数の使用量が増えると帯域・実行費が急増し得ます。公開前に課金項目を把握しましょう。
参考資料
- Vercel Documentation — Vercel
- Vercel Pricing — Vercel