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AI協働プレイブック

ワークフローは「どの手順を踏むか」を、このページは「AIとどう協働するか」を教えます——指示の出し方、成果物のレビュー、介入のタイミング、詰まったときの立て直し。これらを習慣にすれば、AIは頼れる相棒になります。

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指示する

どう頼めばAIが正しく受け取れるか。

  1. 一度に一つだけ頼む

    なぜ:複数を同時に扱うとAIは取りこぼし、どこが壊れたかも分からなくなる。

    こうする

    「まずはログイン画面だけ。他は触らないで」。終えてから次を頼む。

    こうしない

    「ログインも決済も管理画面も一気に作って」。

  2. 背景と制約を明示する

    なぜ:AIはあなたの前提を見られない。背景がなければ推測するしかない。

    こうする

    対象ユーザー・連携するサービス・使えないものを添えてから着手させる。

    こうしない

    「カートを作って」とだけ言い、あとは察してもらおうとする。

  3. 「完成」の姿を先に定義する

    なぜ:完成基準がないと、あなたが未完だと思う段階でAIは「できた」と言う。

    こうする

    「完成=登録できる・ログインできる・パスワード誤りで警告が出る」。

    こうしない

    「だいたいでいい」という境界のない指示。

レビューする

AIの成果物を信じる前にどう確認するか。

  1. 理解できないものは受け取らない

    なぜ:理解できないコードを受け取るのは、将来の保守コストに黙って署名するようなもの。

    こうする

    自分の言葉で説明できるまで、AIに一段ずつ解説させる。

    こうしない

    動くからと丸ごと貼り付けて次へ進む。

  2. 成果物を要件と照合する

    なぜ:動くことは、あなたが求めたことをしている証拠にはならない。

    こうする

    作られたものを機能リストに一つずつ突き合わせ、過不足がないか確認する。

    こうしない

    画面が動くのを見て完成とし、要件に立ち返らない。

介入する

いつ手を入れて軌道を戻すか。

  1. 堂々巡りなら止める

    なぜ:同じ誤りを繰り返すとき、急かすほど長く・雑に回るだけ。

    こうする

    一旦止めて、問題を言い直すか、別の角度で説明する。

    こうしない

    「まだ違う、もう一度」と返し続け、勝手に抜け出すのを待つ。

  2. 「できた」には証明を求める

    なぜ:「たぶん大丈夫」は証拠ではない。検証なき「完成」はたいてい半製品。

    こうする

    「動く証拠になる手順かテストを出して」。

    こうしない

    「完成」と聞いてそのまま公開・納品する。

立て直す

おかしくなったとき、どう立て直すか。

  1. 詰まったらタスクを小さく

    なぜ:多くの行き詰まりは一手で欲張りすぎるから。小さくすればたいてい即解決。

    こうする

    大きなタスクを、それぞれ単独で完了できる二〜三の小ステップに分ける。

    こうしない

    同じ大タスクを繰り返し言い直し、今回は違うと期待する。

  2. 本当にずれたら会話を新しく

    なぜ:会話が長くなり文脈が汚れると、AIは古い誤った前提に固執する。

    こうする

    新しい会話を開き、「今のコード+明確な目標」だけで仕切り直す。

    こうしない

    すでに混乱した会話の中で延々と継ぎ接ぎする。